WAVE治療(経尿道的水蒸気治療)
WAVE治療(経尿道的水蒸気治療)
WAVE治療(経尿道的水蒸気治療)とは
WAVE治療(Water Vapor Energy Therapy:経尿道的水蒸気治療)は、前立腺肥大症(BPH)のための治療方法で、肥大した部分に水蒸気を注入し、水蒸気の熱を利用して前立腺を退縮させる低侵襲な治療方法です。
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前立腺内に送り込まれる水蒸気は103℃ですが、体温で冷やされ水に戻ります。この時、発せられる熱エネルギーが肥大組織に影響し、細胞を壊します。壊死した細胞が1-3か月をかけて自然に体内に吸収されることで、 BPHの症状を和らげます。
WAVE治療の特徴
- 水蒸気の熱を効率的に利用
- 手術時間 10分未満
- 肥大組織を自然吸収
WAVE治療の流れ
WAVE治療は、水蒸気を生成する専用の装置を使用して、肥大した前立腺組織に直接水蒸気を注入します。
1.麻酔
手術を始める前に麻酔を投与します。 麻酔の種類に関しては担当医にご確認ください。
2.治療箇所の特定
まず始めに、WAVE治療専用機器を用いて、水蒸気を注入する治療箇所を特定します。
3.水蒸気の注入
治療箇所を特定したら水蒸気を注入します。 患者様の前立腺の状態によって、水蒸気を注入する箇所や回数は異なります。
4.尿道カテーテルを留置
水蒸気を注入し終えたら尿道カテーテルを留置し手術は終了です。
尿道カテーテルの留置について
WAVE治療は、水蒸気の熱エネルギーを使用するため、前立腺組織の温度が上がり、浮腫(腫れ)を起こします。
尿道に浮腫がある間に尿閉にならいよう一定期間、 尿道カテーテルを留置します。留置期間は患者様の症状や前立腺の状態によって異なるため、 担当医によって検討されます。
当院で行われている前立腺肥大症手術療法
チェック経尿道的前立腺吊り上げ術:UroLiftシステム
前立腺の中にインプラントを埋め込み、尿の通り道を開通させ、排尿できるようにする治療法です。
抗凝固剤を止めずに一泊入院で行っております。
経尿道的前立腺切除術:TUR-P
尿道から内視鏡を入れて、電気メスで肥大した患部を切り取ります。
入院期間は一週間から十日間になります。
開腹手術
従来の方法の切開により、100g以上の大きな前立腺に行われることがあります。
入院期間は二週間から三週間になり、絶食期間が長期になります。