医療コラム・レポート

3Dマンモグラフィーで痛みを軽減、茅ヶ崎市民検診も実施

“地域密着”の立ち寄りやすい医療を目指し、2015年リニューアルされた「茅ヶ崎徳洲会病院」。病気の早期発見に力を注ぐ同院では、「健康管理センター」を用意し、月〜土曜の平日に、各種検診を実施しています(予約制)。

早期発見を導く乳がん検診ですが、マンモグラフィーの圧迫による痛みから、二の足を踏んでいる人も多いのでは。同院では、3D撮影でより精密に、圧迫による痛みも軽減された「3Dマンモグラフィー」も採用しています(自由診療・6600円)。

また、茅ヶ崎市からの委託を受け、各種がん検診を行っています。市から案内状が送付された40歳以上の対象者で、3D撮影を希望する場合、差額料金で対応します。詳細は問い合わせをしてください。

3D撮影でより精密な「トモシンセシス」

乳房を圧迫板で挟み込み撮影し、乳がんの初期症状を発見するマンモグラフィー。同院の装置は、新しい撮影技法の断層撮影で検査する「トモシンセシス」を導入。X線管球が自動で動きながら撮影を行い、1mm間隔で画像を確認します。

3Dマンモグラフィー撮影装置「トモシンセシス」は、従来の装置では見えにくかった若年層など乳腺濃度が高い人の病変が確認しやすいのも特徴。マンモグラフィー資格者認定の女性技師が対応し、エコー(自由診療・5500円)との併用で、乳がんの検出率が高まります。

※価格はすべて税込です。

土曜(祝日除く)も検診可能な「健康管理センター」 。市のがん検診利用の際は、市から届いた案内状を用意して予約を。HPからも予約・問い合わせできます。

湘南リビング新聞社 9月29日号.11.17号掲載