ちがとく茅ヶ崎徳洲会総合病院

〒253-0052 神奈川県茅ヶ崎市幸町14-1
tel:0487-85-1122

日帰り手術

日帰り手術センター長あいさつ

最後に日帰り手術についてお話しします。

Q.現在の「日帰り手術」はどのように行われていますか?

A.日帰り手術の以下のような流れになっています。

(手術前)
  • 外来受付
    1. 外来初診
    2. 外来再診
      外来で再診を受けて頂きます。医師による検査結果の評価・適応の決定がなされ、患者さんの手術の承諾を頂きます。
      場合により、これらの過程は外来初診時すべて終了することが可能ですので、外来再診は不要のこともあります。ご相談ください。
  • コーディネーターとの面談
    医師の判断のみでなく、日帰り手術センター専属のコーディネーターとの面談を受けて頂き、社会背景などの日帰り手術可能な状況を二重に判断して頂きます。問題なければ、手術前のオリエンテーションを受けて頂きます。
(手術当日)
  • 手術室にて麻酔・手術
    当日朝、日帰り手術センターにおいで頂きます。手術室にて麻酔・手術を行います。麻酔の方法は、手術内容、患者様の年齢・身体状況に応じてあらかじめ判断されます。
  • 回復・休養
    手術後、日帰り手術センターに戻ります。そこで回復・休養を行って頂き、執刀医による回診を受けます。昼食もこちらで召し上がって頂きます。はじめから一泊入院の予定の患者さんはこの段階で一般病棟に入院して頂きます。
  • 退院許可
    執刀医による退院診察時に、
    1. 歩行ができること
    2. 排尿ができること
    3. 軽い食事ができること
    4. 痛みが軽度であること
    の以上の四つの条件を満たした場合に、退院許可がなされ、コーディネーターによる退院オリエンテーションと処方薬の服薬指導・食事指導を受けて御退院頂きます。
  • 会計
    日帰り手術センターにてそのまま会計を済ませ、退院して頂きます。
(手術翌日)
  • コーディネーターによる電話訪問
    コーディネーターが痛みや出血の有無等、具体的に質問し、アドバイスをします。
  • 職場(学校)への復帰
    仕事内容にもよりますが、早い方では手術の翌日から職場や学校への復帰ができます。
  • 外来通院
    手術後1週間以内に1回と1ヶ月後ぐらいに1回の合計2回程度の通院で ほとんどの場合終了となります。

Q.どのような病気が「日帰り」で手術できるのでしょうか?

A.日帰り手術の対象となる手術例

外科 そけいヘルニア手術
甲状腺手術
副甲状腺手術
乳腺腫瘍手術
腹腔鏡下胆嚢摘出術
胸腔鏡下自然気胸手術
肺腫瘍切除
痔核・痔ろう手術
肛門ポリープ切除
下肢静脈瘤手術
透析用ブラッドアクセス手術
疣・ほくろ手術
皮下腫瘍切除
手掌多汗症手術
その他
婦人科 腹腔鏡下卵巣摘出術
子宮筋腫一部
膣部異型性及び子宮腟部
不全流産手術
子宮外妊娠手術の一部
上皮内癌円錐切除術
形成外科 眼瞼下垂症手術
重瞼術
皮膚皮下腫瘍摘出術
美容外科手術
整形外科 抜釘術の一部
アキレス腱断裂
手の外科手術
関節鏡下手術の一部
循環器科 心臓カテーテル検査 心臓カテーテル治療
PTCA及びステント留置術
眼科 翼状片等の外眼手術 白内障手術の一部
泌尿器科 体外衝撃波結石破砕術
前立腺肥大症高温度治療
包茎手術
精管結紮術

Q.ここ5年程で「日帰り手術」を希望する患者数、又、「日帰り手術」で治療できる病気の数はどう変化していますか?

A.まずは「日帰り手術」で治療できる疾患の数ですが、もちろん増えています。もともと昔から「小児のそけいヘルニア」はどこの病院でもなされていまし た。本格的に我々が「日帰り手術」を開始した1997年当時では、そけいヘルニア、痔、胆石、静脈瘤程度でしたが、外科以外の科が参加するようになり大幅 に内容は増加し、また外科の中でも自然気胸や手掌多汗症などの疾患が加わってきました。
それに伴い「日帰り手術」を希望する患者数は、当然増えてきています。また、「日帰り手術」という概念の知名度が上がったこと、マーケティング活動による患者さん側の理解度が上昇したことも患者数増加につながっていると思います。

Q.通常の手術と、日帰り手術でかかる時間、医療費はどれくらい違いますか?

A.手術の内容は日帰りであろうと入院であろうと変わりません。特に意識してやっていることはありません。強いて言うなら麻酔の工夫でしょうか?深くかからないように気を配りますが、しかし、それも特に変わりはありません。入院する患者さんも早く回復して頂くことを望むのは同じですから。

医療費はもちろん入院費がなくなるため安くなります。しかし、これも難しい質問で、現在我々が行っている治療内容であれば、医学的に入院する必要はないわけですから、もし入院するとしたら何日入院するのが標準なのかが分からないからです。

例えば、(当院では考えられませんが)「そけいヘルニア」の術後に5日間入院する場合と比較したら、30%程の削減率となります。「下肢静脈瘤」の治療を3日間入院する場合では、内容により50%の削減率にもなります。標準がどのくらい入院するのかわかりませんが、もっと長く入院させるのが標準なら削減率はもっと増加することになります。

Q.平均、1日に何人の患者さんが「日帰り手術」を利用されますか?

A.現在、当院で全科を合わせると5-6人です。

Q.サラリーマンの方は日帰り手術をよく利用されますか?

A.やはりサラリーマンの方は多いです。仕事が休めないのが最大の理由でしょう。当院で3割程度を占めています。特に土曜日の手術は喜ばれます。日曜日自宅でゆっくり休んで、月曜日から出勤するというパターンです。

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